難病患者のそこそこゆるい日常

生まれて初めて

生まれて初めて、親類以外の他者の葬儀に参列してきました。

7年くらい前に働いていたバイト先で一緒だった、当時大学生の女の子。彼女と同級生だった別のバイトちゃんから連絡を頂いて、急遽準備してお別れをしてきました。

 

暫くの闘病生活の末、ご病気で亡くなられたそうです。

 

若くて、才能もあったのに、本当に無念だったろうと思います。あんなに明るくて愛嬌もあって、これからたくさんの人達に出会って、やりたい事が星のようにあったろうに。

 

今までも、同級生が亡くなったり、後輩が亡くなったりという事はあったのですが、告別式で最後にお顔を見てお別れをするという経験がなかったので、なんというか、こんなに若いのに、綺麗なお顔をしているのに、これで彼女に会うのは本当に最後なんだという実感がそこに確かに存在していて、ただただ悲しく、無念でした。

 

ただ、生きてる間に出来ることって限られているけれど、彼女のお別れには本当に沢山の方が来られていて、「何か形のあるものを残す」だけじゃなくて、人と関わって人に愛される生き方ができれば、それだけで生きてきた意味はあるんだと...なんというか、そんな事を思いました。

 

 

心よりご冥福をお祈りいたします。

最後に1度だけでも話せればよかった。