難病患者のそこそこゆるい日常

この人生に後悔などない。

(あれっ、なんかこのタイトルだと死亡フラグっぽいな。。気のせいです)

 

いきなり否定してアレですが、後悔など、全くない訳では無いのですが。むしろ恥辱と後悔と黒歴史に塗れた人生ですけれど。

 

やり直したいとは思わない。

今の自分に不満などないです。

 

激レアレベルの病気にかかりましたけれど。

多分、自然な感情としては

「何故私がこんな目に遭うのだろう」

「私が何か悪いことをしたというのか」

っていう絶望的な思考に至るんじゃないかなと思うのですが、そういう感覚が本当に無くてですね。

病気にかかるのは本当に仕方の無い事だし、むしろ普段通り生活出来る病気ってだけでも御の字だし、「病は気から」というなら原因に心当たりはめっちゃあるし、因果応報悪い事した罰が当たったというならそれもアホほど心当たりがあるし。

 

性格に難があるとか、身体的なコンプレックスがあるとかはさておき、自分が自分として今在れることに対しては概ね満足しています。例えばどこかの分岐で別の人生を歩んでいて、そこでは大成功して病気にもなっていなかったとしても、今の自分で充分。

 

美味しいご飯を食べて、

好きな音楽を聴いて、

好きな物に触れて、

ストレスを溜めながら頑張って仕事して、

色んな人と会話して、

家族も元気で、

ぼんやり過ごして、

にやにや笑っていられる生活で、有り余るほど充分。

 

 

なんか先日、病気のことを話した同僚に「人生に不満はない」と言ったら意外そうなリアクションをされたので、改めて書いてみました。

多分、難病かかったのにも関わらずこういう考え方するのも、結構レアケースなんじゃないかと思う(笑)