難病患者のそこそこゆるい日常

「無理をしない」とはどういうことかという考察

骨髄線維症患者になってから、「無理しないように」と色んな方から助言をいただくんですが、

「無理しない」って、具体的にどんなものなのか掴めずにいたんですけれど。

 

無理しない≠楽する

 

ということは分かるんですが、例えば仕事中にちょっと頭痛がしたとして、発病前の自分なら「これくらいなら大丈夫。仕事には支障ないな」って感じる程度のものなら、無理せず休むべきか?今まで通り働くべきか?っていう線引きが中々自分の中で付けられなくてですね...。

 

ただなんか今日ふと思い至ったのは、

発病してからこのかた病気のことを考えない日は一日もなくて、つまりその時点で日常生活にひとつ影響が出ている訳なのだから、やっぱり健康だった頃の自分の基準に合わせるのはそもそも間違ってるんだな〜と。

 

許してもらえる職場であれば多少の体調不良であれば休んでいいと思うし、許してもらえない職場なら少し休憩貰うかトイレに逃げ込むか、転職検討していいんじゃないかな〜などと思う訳です。

 

病気自体より、心とか精神の健康を保つ方が重要なんじゃないかななどと思う今日この頃。

 

 

無理をしない=頑張りすぎない

 

と考えて良いかどうかは難しいとこですが、「頑張らないといけない」んじゃなくて、「自分がマイペースに頑張れる」範囲までハードルは下げてもいいような気がするわけです。

 

それが許してもらえないなら逃げちまえ。

死ぬよりはよっぽどいい。